※キャバ嬢・風俗嬢・AV女優を捕まえるスカウト術【1】の続きです。

すぐに第一の壁にぶち当たった。

ヒカル先輩というよゐこの濱口に似ている人に、

スカウトのコツを伝授してもらったのだが、その内容が、

「スカウトはナンパと一緒だ。数打ちゃ当たるから、まずはブスでもなんでもいいから声をかけまくれ。」

という安易なものだった。

見本を見してくれるということで近くで見ていたが、

ひたすら声をかけ、1時間の間に100人くらいに声をかけていたが、

収穫は0だった。

「まあこんなもんだ。お前も早速やってみろ。」

と言われ、見よう見まねでやってみるも、

ヒカル先輩と同様で声をかけても返事すら返ってこない事の方が多かった。

そもそも私はナンパという事をした事がなかった。

正確には超がつく程の人見知りの性格なので、

知らない人と話す事に生理的な抵抗があったので

ナンパなんてしたいと思わなかった。

男友達10人と海に出掛けた時も、

友人は率先してナンパをしていたが、

私は人見知り仲間の友人と2人で潜水をしていた。

今思えばどう考えてもスカウトという仕事は向いていなかった。

当時は自分の殻を破って、人見知りを治したいという願望があったのだと思う。

声をかけ返事をしてくれるならまだしも、シカトをされるなんて耐えられなかった。

ヒカル先輩は

「シカトは挨拶みたいなもんだ。1000人声かければ1人くらいは捕まるよ。」

と軽い口調で言っていたが、

私の性格上、1000人に声をかける前にノイローゼになってしまう状態だった。

しかも私の声のかけ方は、

その日に大切にしていたペットが死んでしまったかのようなテンションで、

「あ、あ、あのぉ。キャバクラとか興味ないですか?ないですよねぇ。。。」

と仮にキャバクラに興味があったとしても頼りなさすぎて、

話を聞く気にすらならないようなアプローチ方法だった。

当然、水商売希望の女の子を捕まえる事もできずに、

『もう辞めたい・・・』

という一心だったが、いつか捕まえられるんじゃないかという淡い期待を抱きながら、

1週間が過ぎた。

キャバ嬢・風俗嬢・AV女優を捕まえるスカウト術【3】へつづく